今回はスペイン語を独学で学んでいる方におすすめの参考書9冊を紹介します。
参考書って実際に使ってみないと良いか悪いか分からない。。
でも語学の参考書って高いよな〜
そんな悩みを持った方は必見の実際に使ってみたからこそ分かる本音のレビューを書いていきます。
スペイン語初心者だった私がスペイン留学中に日本から持っていて役立った参考書、
そしてDele受験前に使っていた参考書を紹介します。
初心者の方、留学中や留学後の中級者の方など、
幅広いレベルに対応している参考書を紹介していきます。
参考書選びで迷っている方の参考になれば幸いです。
自分に合ったスペイン語参考書の選び方
スペイン語を効率的に学習するにあたって一番重要なのは、
自分のレベルに適した参考書を使うことです。
本屋に行くと数多くの参考書が並んでいて、
どれが自分に合ったレベルの本か判断するのが難しいですよね。
本記事では3つのレベルに分けておすすめの参考書を紹介しています。
下記から自分のレベルを選びおすすめの参考書を見てみてください。
↑この中のどれかに当てはまる方はこちらへ。
↑この中のどれかに当てはまった方はこちらへ
↑これらのどれかに当てはまる方はこちらへ
自分のレベルに合わせて参考書を選ぶことが大切なので、まずは自分のレベルを把握しましょう!
どうしても自分のレベルがわからない方は、
こちらのサイトにて、35問の問題を解くことでレベルを判定してくれます。
初心者・入門〜初級レベルの方
スペイン語の挨拶しか分からなかった入門者の私が、
留学先に持っていって役立った参考書をまずは紹介します。
文法から学べるスペイン語
スペイン語初心者の方におすすめの参考書は『文法から学べるスペイン語』です。
この参考書は文法を分かりやすく、程よい量の例文を使い説明しています。
“一日何レッスン進める“と決めて取り掛かりやすいのも特徴です。
日常会話に必要な文法はこの本で充分学べるので、
初心者の方が一冊”文法本“として持つのにぴったりです。
スペイン語だけでなく他の言語にも言えることですが、
文法は覚えるだけでなく使えなければ意味がありません。
そのため例文がしっかり載っていて、CDと一緒に練習できるこの参考書は初級者の方におすすめです。
キクタン スペイン語 【入門編】
次は『キクタン スペイン語 入門編』です。
他の言語でもお馴染みのキクタンシリーズです。
キクタンは筆者が高校の時に、英語版を使っていたので使い勝手が良く購入してみました。
文法をある程度勉強した方にオススメの単語帳です。
スペイン語の文法を全く勉強していない方にはお勧めできません。
なぜなら例文に動詞を活用させた文が出てくるのですが、
文法を勉強していないと”これはなんでこうなるんだろう?“
という疑問が出てきてなかなか進まなくなります。
初心者の方は『文法から学べるスペイン語』を半分ほど進めた後に、使用することをオススメします。
スペイン語スピーキング
この本はCDを聴きながらシャドーイングをしたり、穴埋めをする参考書です。
例文も会話形式になっているので、
すぐにスペイン語を話せるようになりたい!という方におすすめの一冊です。
多くの単語が出てくるので、シャドーイングだけでなくボキャブラリーを増やす目的でも使えます。
会話のシチュエーションも、カフェや空港など実際に使えるように設定されています。
そのため、これからスペイン留学や旅行に行く人にぴったりな参考書です。
初級レベル〜Dele B1レベルの方(中級)
次にスペイン語の基礎は大体理解していて、
実践力も身につけたい初級〜中級レベルの方におすすめの参考書を紹介します。
キクタン スペイン語【初級編】
こちらの『キクタン スペイン語 初級編』は文法をある程度学び終えた方にオススメします。
初級編と書いてありますが、音声の速度が割と早いです。
スペイン語の音源を全く聞いたことがない方は少し抵抗があるかもしれません。
しかし逆に言えば、この本のCDでスペイン語の速さに慣れておけば、
後々Dele等の試験を受ける時に本当に役立ちます。
耳が喜ぶスペイン語
この本は文法の説明などは一切なく、5.6行の文章が100個も載っています。
そのため参考書というよりは、本という要素が強く、楽しく学べます。
最初のStep1の文章は、スペイン語を習い始めたばかりで、単語力をつけたい方にぴったりです。
Step2〜Step3は中級者向けで、DeleのB1・B2の対策にもなります。
そのため、スペイン留学前から留学後までずっと使える幅広いレベルに対応した参考書です。
私は留学中に毎晩2文章ほどリスニングしてから寝ていました。
心地よい落ち着く声のスペイン語で寝る前にぴったりでした。笑
文章のテーマもスペインの文化や歴史などで、
スペイン人との会話に役立つ単語を沢山覚えることができました。
留学から帰国した今も大切に保管しているお気に入りの本です。
Preparacion DELE B1
これは初級レベルの方というよりは、
文法を勉強し終えた中級レベルを目指している方におすすめの参考書です。
文法を勉強し終えた方は、どんどん問題に取り掛かり、
覚えた文法を忘れる前に体に染み込ませることが重要です。
独学でそれができる方法としては、質の高い問題集で演習を繰り返すのみだと思います。
この本は、問題も解答も全てスペイン語で書かれています。
そのため最初は大変ですが、勉強を続けていくうちにスペイン語脳を身につけることができます。
スペイン語脳とは、スペイン語で考えスペイン語で解答を出すために必要な脳のことを言います。
もちろんスペイン語脳はすぐには身につけることはできませんが、
スペイン語の解説を読むうちに慣れてきます。
Dele B1レベル~Dele B2レベル
次にスペイン語学習歴がある程度ある中級レベル以上の方におすすめの参考書を紹介します。
スペイン語作文の方法 構文編
この本は、中級レベルを抜け出したい方におすすめの参考書です。
実生活でも使える言い回しから、
Deleの作文で使えるフォーマルな文章まで幅広い表現を学ぶことができます。
CD付きで繰り返し聞くことで、例文を丸ごと覚えてそのまま使えるようになります。
スペイン語作文の方法 表現編
この本は先ほど紹介した構文編の続編です。
難易度は構文編よりも上がるため、構文編を終えた方におすすめです。
Dele B2はもちろん、C1以上の対策にも使える便利な参考書です。
中級者の方で、スペイン語の文は作れるけれど、
ネイティブらしい自然な言い回しを覚えたい方におすすめの一冊です。
Preparacion DELE B2
この参考書は、幅広いテーマの単語力や読解力を身につけたい方におすすめです。
私も実際にこの本を使い込みDele B2に合格することができました。
難しいレベルの問題を解くことで、
スペイン語の読解力、リスニング力、表現力などを底上げすることができました。
おまけ:全てのレベルの方におすすめの格安スペイン語会話
参考書での勉強ももちろん大事ですが、同時並行で会話の練習をすることをオススメします。
スペイン語のレッスンは一回1000円ほどのものが多いですが、
私はある裏技を見つけて月6,480円(税込)で毎日スペイン語のレッスンを受けています。
それはネイティブキャンプでスペイン語圏の講師のレッスンを受けることです。
・価格:6,480円(受け放題)
・レッスン時間:5分〜25分を選択可能
・講師の国籍:世界130カ国以上から選択可能(もちろんスペイン語ネイティブも沢山)
・オススメポイント:①予約不要で思い立った時にいつでも受けれる
②何回受けてもOK
③様々な言語のレッスンを受けられる
・ホームページ:ネイティブキャンプHP
スペイン語のレッスンを受け放題というのは中々ないです。そもそもスペイン語レッスンは英語より高価です。ネイティブキャンプでは、スペイン語で毎日レッスンを受けることができます。
スペイン語に限らず言語は話す機会を作らないと永遠に会話ができるようになりません。
参考書での勉強と同時並行でスペイン語を話す機会を作りましょう。
↓こちらの記事で詳しいやり方・効果的な受講方法を紹介しています。
まとめ
今回は私がスペイン語の参考書9冊を実際に使ってみた感想とレベル別のおすすめを紹介しました。
独学の言語の勉強には質の高い参考書が必須です。
自分のレベルを正しく把握し、自分に合った参考書で勉強してみてください。
語学の学習は継続が要です。悩んでいる時間も勿体無いので、
まずは自分のレベルの参考書を手に入れ、コツコツ勉強を始めましょう!
この記事がスペイン語を学習中の方の参考になれば幸いです。
コメント