フランス語の参考書って沢山あってどれが良いのか迷ってしまいますよね。
つい本屋に長居してしまう。。
今回はフランス語を0から独学で始めた私が”分かりやすい“と感じた参考書をご紹介します。
本屋になかなか行けない方もこの記事を読むことで、自分にあった分かりやすい参考書を見つけやすくなります。
また、使用してみて良かった点だけでなく、”もう少しこうだったらいいのにな”という改善点も載せています。
フランス語初心者目線で紹介していきますので、参考になると幸いです。
自分に合ったフランス語参考書の選び方
外国語を学習するにあたり一番重要なのは、自分のレベルに合った、学習したい内容を網羅している参考書を使うことです。
学習したい内容というのは、人によって異なると思います。
試験重視の方、現地での会話メインの方、大学の必須授業のためなど様々ですよね。
本記事では大きく4つの学習内容に分けておすすめの参考書を紹介しています。
↑上記に当てはまる方はこちらの参考書がおすすめです。
↑上記に当てはまる方はこちらへ。
↑こんな方はこちらへ。
↑これらに当てはまる方はこちら。
学習したい内容が決まっていない方は、文法から勉強することをおすすめします。
おすすめのフランス語参考書 文法編
フランス語を初めて勉強する方はまず文法を勉強しますよね。
アルファベットの読み方など一から説明しているおすすめの文法本を2冊紹介します。
超初心者向け
全くの知識ゼロからフランス語を始める方におすすめの参考書は『フランス語をひとつひとつわかりやすく。』です。
CD付きで、正しい発音を確認しながら文法を一から学ぶことができます。
イラスト付きで分かりやすく、説明文の量も程よいので挫折することなく続けられます。
“1日2章“などと決めて取り掛かりやすい参考書です。
左ページでイラスト付きの文法説明を読み、右ページの練習問題にすぐに取り掛かることで知識が定着します。
やはり文法は問題を解かなければ覚えられません。
この本は説明と問題が同じ見開きページにあるので、分からなくてもすぐに解説を見返せるため効率的に学習できます。
初心者の最初の一冊におすすめの参考書です。
私は2週間ほどで終わらすことができ、フランス語の基礎を頭に入れることができました。
この本でフランス語にある程度慣れたからこそ、他の参考書でも挫折せず取りかかれたと思っています。
イラストが多いので”勉強してる感”をそこまで感じず、楽しんで進められました。
ちょっとだけフランス語をかじったことがある人向け
次に紹介する参考書は、『フラ語入門 わかりやすいにもホドがある!』です。
こちらの本は多くのブロガーの方がオススメしています。
フランス語初心者のために、語り口調で面白おかしく説明しているので、”勉強している感“をあまり感じず、すいすい読み進められます。
難しい文法も、軽い気持ちで取りかかれる素晴らしい参考書です。
この本は、「フランス語をひとつひとつわかりやすく。」を一通り終えた後に、文法理解を深めるために一周するのに最適な参考書だと思います。
この本がフランス語初心者の最初の一冊だと練習問題が少なすぎるため、文法が中々頭に入らないと思います。
とりあえず問題は解かずフランス語の文法の全体的な像を知りたい方にはもってこいの参考書です。
おすすめのフランス語参考書 単語帳編
おすすめの単語帳は『仏検3・4級必須単語集』です。
この本は”仏検3・4級必須単語”と書いてありますが、使い勝手が非常に良く、検定対策用に使うというよりは、日常的に勉強するのに使用しています。
単語は文章で覚えるのが一番手っ取り早く、忘れにくいと思います。
そして正しい発音をCDで確認することが重要ですよね。
しかし大体の単語帳は単語のみの音声を録音しており、文章ごと覚えることが難しいと思います。
この本は単語だけでなく文章ごと覚えるように設計されており、一つの文章の中にも使える単語や言い回しが無駄なく入っています。
そのため”単語は覚えているけど文章を組み立てれない“という状況に陥りにくいです。
大人気の英単語帳『DUO』に似ている作りなので、こちらを使ったことがある人には非常におすすめの単語帳です。
おすすめのフランス語参考書 リスニング・シャドーイング編
次にリスニングとシャドーイングにおすすめの参考書を紹介します。
初心者にとってリスニング、特にシャドーイングは適したレベルの教材を使わないと続かず挫折してしまうと思います。
今回は初心者でも取り掛かりやすく、継続できる参考書を紹介します。
リスニング編
リスニングにおすすめの参考書は、『耳が喜ぶフランス語』です。
この参考書のスペイン語版を留学中に使っていて、役立ったのでフランス語版も買ってみました。
フランスの文化や地理、観光地など様々なトピックを5〜6行の文章でまとめてあります。
この本は文法をある程度勉強した後に取り組むのが理想です。
一番簡単なステップ1の文章でもA1レベルのフランス語力が必要とされていいます。
つまり、少しは文法知識が必要です。
個人的にお気に入りのシリーズです!
シャドーイング編
シャドーイングというのは、流れてくる音声を聴きながら、その音声を真似て少し遅れて自分も発音してみることをいいます。
言語の上達にはシャドーイングや発音練習は必須ですよね。
しかし、初心者にとってちょうどいいレベルのシャドーイングの教材ってなかなかありません。
なぜならどの教材も文章を読むスピードが早くて内容が難しいのです。
しかしこちらの参考書『フランス語シャドーイング入門』は初心者向けに音声が録音されています。
スロースピードと通常のスピードの音声両方が収録されていて、スロースピードで発音できるようになってから通常スピードで練習できるようになっています。
そのためフランス語の音声が苦手な方でも安心して取り組むことができます。
また、最初の章では基本的なフランス語の発音の仕方が説明されていて音声も収録されています。
フランス語の音を一から勉強できるので、間違った発音を覚えてしまうリスクが減ります。
おすすめのフランス語参考書 仏検4級編
2、3ヶ月ほどフランス語を勉強したら、仏検4級にチャレンジできるレベルです。
仏検5級は簡単すぎるので4級からで十分です。
こちらの『仏検合格のための傾向と対策4級』は演習問題に対して丁寧な解説が載っています。
まだ定着していない文法知識や成句、語彙などの抜け漏れを埋めることができます。
私は『フランス語をひとつひとつ分かりやすく。』と『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある!』を一通り終えた後にこの参考書に取り組みましたが、5級ではなく4級がちょうどいいレベルでした。
5級は簡単なので、参考書を2冊ほど終えた方は4級からがちょうど良いと思います。
詳しいレベル詳細は仏検ホームページをご覧ください。
まとめ
今回は初心者の私が独学でフランス語を勉強するときに使用したおすすめの参考書を紹介しました。
たくさんの参考書ある中で、本当に語学力がつく参考書を探すのは手間がかかる作業だと思います。
自分の弱点や伸ばしたいスキルを把握し、それらを強められる参考書を見つけて効率的に学習しましょう。
少しでもこの記事がフランス語初心者の方の参考になれば幸いです。
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