こんにちは!スペイン語を勉強中のLizzyです。
2020年11月のDELE B2に合格しました。
その時実践した、効果的だった勉強法について紹介します。
仕事が忙しく本気で勉強を始めたのは試験の1ヶ月前からです。
短期集中型で一日5時間×30日でも合格することができました。
DELEは、①読む、②聞く、③書く、④話すの4パートに分かれています。
それぞれどのように勉強したか詳しく書いていきます。
※この記事はDele B1レベルを持っている方向けの記事ですが、B1試験にも適応できます。
スペイン語初心者の方はこちらの記事におすすめの参考書を載せています↓
全て実際に使用してよかった参考書なので、基礎力に不安がある方はぜひご覧ください。
併せて、語学学習はアウトプットが重要です。おすすめのオンラインレッスンです↓
Dele B2合格に使う参考書はこれだけでOK
Edelsa社の「Preparacion al DELE B2」という、
DELE対策本の中で一番有名で評価の高い参考書を使っていました。
解答(写真右)も全てスペイン語で書かれています。
世界中のDele受験者が対策のために使用する本です。
日本だと紀伊國屋新宿店など大きい本屋に売っていますが、売り切れの時も多いです。
私が昔購入した時より少しずつ値上げしているので、
受験予定の方は早めに購入することをお勧めします。
本の構成ですが、合計で7回分の試験問題が載っています。
一回の試験につき、読む・聞く・書く・話すの4つのパートの問題があります。
つまり7回分の試験の演習が本番と同じようにできます。
また、試験ごとに扱っているテーマが違います。
例えば、1試験目では健康について、2試験目では経済について扱っています。
7つの試験を全て勉強することで幅広い分野のボキャブラリーや知識を身につけることができます。
右の灰色の本が解答ですが、リスニングのスクリプトも載っていて便利です。
ただ問題を解いて答え合わせをするだけでなく、
今回紹介する勉強方法を実践すれば、この一冊で十分にB2合格レベルに到達します。
Dele読解パートの勉強法
まず読解パート(Comprension de lectura)の勉強方法から紹介していきます。
この手順を行うことでかなりの単語力や読解力がつきます。
↓印刷したプリントをこのようにノートに貼り、書き込んで使っていました。
分からなかった単語や表現には黄色マーカーを引き、
横にオレンジ色のペンで意味を記入しています。
復習をする時には赤シートを使っていました。
Dele対策用に単語帳は使っていませんでしたが、
長文に出てくる単語を覚えることでB2には対応できました。
↑このように各試験の最初に載っている単語リストや、
長文に出てきて分からなかった単語をまとめていました。
どうしても覚えることのできない単語は自分で文章を作ることで覚えやすくなります。
何回も赤シートで隠し自分でテストをして、
単語の左側に正の字を書き、最終的に正の字の多い単語のみ復習していました。
単語帳を購入して覚えるより実際に文章で単語に出くわす方が覚えやすく、忘れにくいです。
↑ノートはこちらのプリントを貼れる大きさの物を使っていました。
Deleリスニングパートの勉強法
次にリスニングパート(Comprension auditiva)の勉強方法を紹介します。
スクリプトが解答集に載っているのでそれを読み内容を頭に入れ、
電車などで何回も音源を聞き耳を慣らしました。
↑このようにスクリプトに聴き取れなかった箇所や知らない単語にマーカーを引き覚えていました。
ずっと音源を聴いていると自然と自分の口からもスペイン語の表現が出てくるようになりました。
このセリフの後は「この人がこう言うな、、」と分かってきます。
リスニングパートはひたすら音源を聞き、スピードと表現に慣れることが鍵だと思います。
Edelsa社の「Preparacion al Dele B2」の解答本にリスニングのスクリプトが載っています。
この解答集は薄くて持ち運びやすいので使いやすかったです。
問題集しか持ってない、という方は解答本も購入することを強くお勧めします。
ちなみに、初期はディクテーションもしていましたが、量が多すぎて挫折しました。
無理してディクテーションをする必要はないと思います。
私は体力的にもモチベーション維持にも悪影響だったので、ディクテーションはやめました。
Deleライティングパートの勉強法
次にライティングパート(Expresion e interaccion escritas)について紹介します。
勉強の手順
1、時間を計りながらノートに作文を書く。辞書の使用はNG。
2、書き終わったらネイティブに添削してもらう。(重要!)
3、今後使えそうな表現はマーカーを引いて文章ごと覚える。
辞書など何も使わずに作文を書くと、「この表現が書きたいのに書けない!」ということがあると思います。
そんな時は、まず自分の知っているボキャブラリーで書いてみて、その後Googleなどで検索してください。
すぐにググるのはオススメしません。本番は携帯を使えないので自分で文章を作る力をつける必要があります。
手順2の添削ですが、私は身近なところにネイティブがいなかったので独力で探しました。
その結果見つかった一番いい方法は格安で添削してもらえる『ネイティブキャンプ』というオンラインレッスンです。
ネイティブキャンプと聞いて、「英語のオンラインレッスンでは?」と思う方も多いかと思います。
ネイティブキャンプの講師は世界130カ国から集まっており、もちろんスペイン語圏の講師も多く在籍しています。
講師の国籍を選ぶことができるので、スペイン語圏の講師を選択し、チャットボックスに作文をコピペします。
「スペイン語の練習をしたいので、私の作文を見てほしい」と伝えましょう。
月6,480円でレッスン受け放題なので、多数の講師に添削してもらうのもいいと思います。
↓詳しい受講方法と効果的な使用方法はこちらの記事で紹介しています。
筆記はグラフの要約、市長への手紙など形式は毎回ほとんど一緒ですよね。
なので使える表現はそのまま覚えてしまいましょう。
例えば、、Según el gráfico, el porcentaje de 〜 es más alto que a otros 〜, mientras〜.
など定型文を自分で作っておくと本番もスムーズに作文ができて安心です。
Deleスピーキングパートの勉強法
次にスピーキングパート(Exprecion e interacion orales)の勉強法です。
先ほど言った通り、私の身近にはネイティブがいなかったので、スピーキングパートが一番苦労しました。なのでHello Talkとオンラインレッスンを利用し対策しました。
スピーキングパートは独力だと限界があります。
なぜなら話し言葉は表現が間違っていても自分で気づかず使ってしまうことがあるからです。
そのためネイティブにしっかりと直してもらうことが大切です。
スペイン語オンラインレッスンは沢山あるのでどこの会社で対策するかどうか迷うと思います。
私はほぼ全ての会社の無料体験レッスンをして自分にあっている所を見つけたので、
そこで4回分(一回50分)を購入し対策しました。
あとはネイティブキャンプの受け放題で、スペイン語圏の講師を選び毎日会話しました。
身近にスペイン語の練習相手がいない方、
Deleの試験官資格を持っている方と練習して本番慣れしたい方は、
オンラインレッスンを試験前だけでもするといいでしょう。
もし試験まで時間に余裕がある方は、できるだけ毎日ネイティブキャンプでスペイン語レッスンを受けることをオススメします。
月6,480円でレッスンが受け放題です。体験だけでも1週間無料でレッスンが受けれるので、まずは試してみて、よかったら継続することをオススメします。
↓詳しい受講方法はこちらの記事でまとめています。
このように対策し会話のパートではほぼ満点を取得できました。
筆記パートと同じく間違えをノートにまとめ、自分の弱点を可視化していました。
会話パートも使える表現を暗記しておくと本番安心です。
まとめ:Preparacion DELE B2をやり込みましょう。
DELEB2の対策はこのように4つのパートごとに行いました。
私は一ヶ月ほど集中し毎日スペイン語漬けの環境にして、
Edelsa社の『Preparacion al DELE B2』をしっかりと使いこなし、合格することができました。
試験までなるべく毎日スペイン語に触れることが大切です。
ネイティブキャンプで毎日隙間時間を見つけてスペイン語を聞く&話す習慣をつけましょう。
もしそれだけでは不安!という方は、
「スペイン語作文の方法 構文編」が個人的にとてもおすすめです。
スペイン語の読解力に伸び悩んでいる方はぜひ。
詳しくはこちらの記事で紹介しています。
これからDeleを受ける方の参考になれば幸いです。
Hasta luego!
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