「TOEICは難しい」「高得点を取るにはかなりの勉強が必要だ」
初めは誰もが思うことです。
しかし、勉強を続けていけば、思っているほどTOEICのスコアアップは難しくないです。
とは言っても「どのくらい勉強したらいいの?」「どんな勉強したらいいの?」「そもそもどれくらいのスコアを目指せばいいの?」などと思う方は多いのではないでしょうか。
この記事では、TOEIC900点の筆者が初心者の方に向けて最短で効率の良いTOEIC勉強法を紹介します。
※この記事での「TOEIC」は就職活動などで重視される「聴く」「読む」に焦点を当てた「TOEICⓇ Listening & Reading Test」を指します。
初心者が目指すべきTOEICスコアは?
就職活動や転職活動をする人に向けて、TOEICのスコアの提出を求める企業は多くあり、特に大企業や有名企業は一定以上の点数を採用条件にしている場合が多いです。基本的に800点以上のスコアがあれば問題ありません。
初心者がまず目指すべきスコアとしては600点、難しそうであれば500点台後半です。
基本的な語彙力と読解力があれば600点には到達できます。
初心者がまず初めにやるべきこと5選
ここでは、初心者がまず初めにやるべき5つのことを紹介します。
教材を購入して出題形式を確認する
初心者はまず初めに、TOEICの出題形式を知る必要があります。
実際の出題形式を知るために、まずは過去問や試験と同様の問題演習ができる教材を購入しましょう。教材を購入したら、まずはざっと目を通して、出題形式を確認しましょう。
問題を解いて英語力を把握する
出題形式を確認した後は、実際に時間を測って問題を解きましょう。
TOEICは約45分間でリスニング100問、75分間でリーディング100問、合計2時間ほどで200問を解かなければなりません。
最初は単語や文法問題がわからなかったり、リスニングの内容を聴き取れなかったりして焦るかもしれませんが、初めは思っていたほどできなくても落ち込まずに、今の英語力を確認することが大切です。
無理のない目標を設定する
現時点での英語力を知ったうえで、目標スコアを設定してみてください。いきなり高得点を目指そうとすると、学習に挫折する可能性があります。
TOEIC初心者であれば、先ほど書いた通り、500点後半〜600点を目指しましょう。
試験日程を確認して受験日を決める
次に試験日程を確認して、受験日を決めましょう。
TOEIC®L&R TESTは毎月1回行われ、時間帯は午前か午後のどちらかを選べます。
TOEICは試験慣れもスコアアップに大切なスキルです。
3カ月〜1年以内を目安に受験日を決めましょう。
勉強スケジュールを立てる
受験日を決めたら目標スコアから逆算して勉強のスケジュールを立てましょう。
ダラダラと同じ参考書を勉強しても身につきません。
過去問を解いて、自分の英語力と目標スコアまでの差を測り、そこから逆算して勉強のスケジュールを立てましょう。
また、参考書に手をつける前に、1つの参考書をいつまでに終わらせる、いつまでに何周するというように期限を決めましょう。
初心者向けおすすめ勉強法
TOEICの勉強は独学でも問題ありませんが、以下の方におすすめなのが、スタサプENGLISHです。
・英語が苦手な人
・最短で目標スコアを取りたい人
・限られた時間で効率よく勉強したい人
独学でのTOEICパート別勉強法については以下の記事で詳しく説明しています。↓↓
おすすめの参考書・問題集
基本的に過去問と単語帳や問題集があれば大丈夫です。
公式問題集
公式TOEIC Listening & Reading 問題集
TOEICを実施しているETS(Educational Testing Service)が作成した問題集です。リスニングの音声は試験と同じため、本番では聴き慣れた声で問題が解けます。付属している参考スコアの換算表を見れば、現時点でのスコアが確認できます。
試験本番と同じ条件で問題演習を行えるのは、公式問題集だけです。
単語帳
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ
試験会場でも多くの人が開いている単語帳で、TOEICの単語帳の中では一番売れている本です。
TOEICに頻出する単語とフレーズを網羅しており、すべてに無料音声が付いていて、発音もしっかり確認できます。
文法問題
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
TOEICの文法問題はこの1冊を仕上げれば対応できます。
実際に、私もこの問題集を勉強して900点を取りました。
まとめ
初心者の方は、まず、基礎を固めましょう。
単語帳、文法問題集を1冊仕上げて、毎日読解問題を解いていけば誰でも600点は取れます。
また、TOEICは、合否が判定される試験ではありません。
そのため、勉強期間を自分で決めて、自信がなくてもとりあえず受けてみるのがおすすめです。
特に、初心者の方は、試験の雰囲気や自分の実力を知るために早めに一度受けてみてはいかがでしょうか。
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